
スポーツをするに当たって重要な事は、安心して安全にプレーすることです。安心、安全な環境により、集中し、本来の自分自身によるパフォーマンスが発揮できます。
スポーツ外傷において、歯の障害は約2割※と最も多く、歯の破折、脱落など生涯にわたって影響のある事故が多くみられ、予防が重要となります。
※災害共済給付状況による障害種別件数より(日本スポーツ振興センター)
口腔外傷の予防において最も効果的なのが、スポーツマウスガードとなり、中学・高校ラグビーなど義務化されているスポーツ競技や、野球など推奨されているスポーツ競技も多数あります。
| スポーツマウスガード装着が義務化されているスポーツ | |
|---|---|
| ・アメリカンフットボール | ・極真空手 |
| ・中学・高校ラグビー | ・テコンドー |
| ・ボクシング | ・アイスホッケー |
| ・キックボクシング | ・インラインホッケー |
| ・ラクロス | |
| スポーツマウスガード装着が推奨されているスポーツ | |
|---|---|
| ・サッカー | ・ハンドボール |
| ・野球 | ・体操 |
| ・バスケットボール | ・馬術 |
| ・フットサル | ・モータースポーツ |
| ・アクロバット | ・サーフィン |
| ・武術 | ・水泳 |
| ・ラグビー | ・バレーボール |
| ・ラケットボール | ・スカッシュ |
| ・自転車競技 | ・ラクロス |
| ・砲丸投げ | ・インラインスケート |
| ・スキー | ・ウエイトリフティング |
| ・スノーボード | ・スカイダイビング |
| ・スケートボード | ・レスリング |
| ・フットサル | |
スポーツマウスガードには歯科医院にて型をとり作製するカスタムメイドと、個人がお湯で温めて作製するマウスフォームドタイプなどのレディーメイドがあり、適合、装着感、かみ合わせ、呼吸、しゃべりやすさなどにおいてカスタムメイドをお勧めいたします。
自分にしっかり合ったスポーツマウスガードの装着により、外傷を予防し、安心してプレーすることにより本来の自分が持つパフォーマンスを引き出し、更に、姿勢の安定や、瞬発力の向上などについても研究の報告がみられます。
当院においては長年、大阪府学校歯科医会にてスポーツ歯科に携わり、日本スポーツ歯科医学会における学会発表や作製などの指導、普及・啓発、行政との連携など、学校歯科の分野で活動の場を広めています。スポーツマウスガードの作製について是非ご相談をください。
※当医院は、東大阪市スポーツマウスガード作製費用補助金制度指定医院です。
「歯科医のススメ スポーツマウスガード」虹色ネットワーク 2020年
口腔には食べる話す呼吸をするなど色々な役割があります。その中でも食べて栄養を取るのは生きる上で非常に重要です。口腔の中でも歯の役割は大きく、歯の本数と平均寿命や健康寿命は相関関係が見られ、歯が多く残っている人は長生きでいつまでも健康であることが多いです。しかし、食べる機能において歯で噛むことだけが大切なのではなく、口唇や舌、喉や首の筋肉の連動により、口の中で食べ物がすりつぶされ飲み込むことが重要です。その機能に不調が起こってくると飲込みがうまく出来ず、むせや誤嚥を起こす可能性が出てきます。その状態を口腔機能低下症(オーラルフレイル)といいます。オーラルフレイルは全身のフレイル(虚弱)の原因にもなり、予防が重要です。
高齢者における口腔機能低下症とともに小児における口腔機能発達不全症も近年、対策が重要視されています。口腔機能発達不全症とは食べる、話す、呼吸の仕方や習癖を含む機能が十分に発達していないか、正常に機能獲得ができていない状態のことで、その中でも口唇閉鎖不全は多くの児童にみられ専門医の関与が求められています。
リ・ハビリテーション
元の正常な口腔機能に復帰・回復または維持を目的とする。
※回復するための目標がある。
ハビリテーション
機能回復ではなく、機能発達・獲得を目的とする。
※各成長ステージにおいて正常な状態が変化する。

当院は、口腔機能低下症、口腔機能発達不全症の検査や指導を行い、予防の一環として啓発活動や講演活動も行っております。
| 資料作成 |
大阪府学校歯科医会 口腔機能育成委員会 |
|---|---|
| 雑誌掲載 |
「養護教諭をはじめとする学校関係者や保護者と学校歯科医の連携について」 |
| 講演 |
「口腔機能発達不全症の評価と外傷予防 「歯科における認知症の対応 「口腔機能発達不全症の評価・発見 口腔領域の外傷予防」 「歯つらつ教室」「歯つらつセミナー」 東大阪市西歯科医師会 ~2022年 「フレ!フレ!教室~いつまでも美味しく食べるために~」 |
| 共同研究 |
「歯科診療所通院高齢者の食欲と舌圧との関連:横断研究」大阪樟蔭女子大学 |